月に1度のにじいろサークル
12月は自分たちで育てた小麦で手作りピザパーティー🍕
ピザ釜をお借りして焼いていただくという贅沢な日。
そして、小麦は今年収穫して製粉したばかりの
自分たちの小麦。それは見事な全粒粉。
レシピを各グループに渡して、それぞれが量を計って作り出しました。
捏ねて捏ねて捏ねて、、、、
あれれ???
思ったように生地がまとまらない‼️
レシピ無視してオリーブオイルを多めに入れたり水を足したりしてみたけれど
まるで生地は砂のよう。
みんな上手くできません。
色々考えたりアドバイスをもらって精白した小麦を足してみたらだんだんとまとまってきました。
全粒粉だけで作るのは大変だったのかぁ‼️
と思って小麦の袋の中をよく見てみると、、、
全粒粉だと思っていたのはな、なんとふすまでした‼️(ふすま→小麦の1番外側の皮をひいたもの)
そうです!上手く生地ができるはずなかったのです。
一生懸命に子どもたちが捏ねていたのは小麦粉ではなくて小麦の外の皮だったのですから。
そして、間違えたのは
なんと大人スタッフ。
間違えたせいで、時間がかかりみんなは困って
混沌とした時間を送ったのです。
なんという事でしょう‼️
大人スタッフみんなに謝りました。
大人、、、自分の失敗がジワリジワリと
自分を責めます。
あぁ〜‼️やっちゃったぁ‼️
みんなに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
落ち込んでいると子どもたちが
声をかけてくれます。
「失敗したっていいんだよ❣️」
「案外美味しいかもしれないよ。」
「誰も悪くないよ。」
「失敗はいい事なんだよ。」
「失敗っていうのは成功につながるから大丈夫なんだよ。」
何も言葉にはしないけれど
そばにいて気持ちに寄り添ってくれる子どもたちもいます。
焼けた後に
「僕はこの味大好きだよ。ありがとう。
うん、いけるじゃん‼️」
と伝えてくれた子も💕
子どもたちがそれはそれは本当に優しく
寄り添ってくれたのです。
身に染みましたぁ。。。。
ピザ成形後、トッピングしてピザ釜で
焼き、その場で食べる子。
室内で食べる子。
自分が持ってきた野菜などをトッピングして
自分のピザ🍕を楽しみました。
自分のピザを大盤振る舞いでみんなに分けて笑顔の子。
自分のためだけじゃなくてみんなのために作って分けて、そしてみんなからもらって。
それぞれに分け合いながらピザを楽しみました。
ピザ釜担当スタッフが最後までみんなのピザをずっと焼き続けていました。
そのスタッフがピザを食べていない事に気づいた1人の子。
そのスタッフのためにまた初めから生地を捏ねて成形してくれたのです。
大感激のスタッフ😭
「お願いされてないけど、ずっとみんなのために焼いてくれてたから。」
子どもたちのあったかい気持ちに触れて
心が満ちる大人たち。
こんな優しい気持ちをくれてありがとう❤️
まるで、クリスマスプレゼント🎁
美味しくて、気持ちはほっこりの最幸のクリスマス会でした。
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