楽校にじいろのはなでは
活動内でにじいろ染めをよくやっている。
私はにじいろ染めに、楽しいだけではない、秘められたパワーがあることに気づいた!
数ヶ月前に、国内の子どもの自殺が過去最多になったと話題を耳にした。
病気よりも、自ら命を絶つ子どもの方が多いなんて…。
と、その後、湧き立つような
悲しさや怒りが込み上げてくるのを感じた。
「なんとかしたい!子どもの自殺をなくしたい!」
と、思ったときに浮かんだのが、にじいろ染め。
にじいろ染めに使う、3つの色には意味がある。
黄色…心の光
青色…心の闇
赤色…血、肉体=自分
私自身、子育てを始めてから
自分の感情と向き合うことを知った。
幸せな明るい光のような感情
「自分はダメだ」と自己否定に陥るときの暗い闇のような感情。
今でも苦しくて、もがいているときはある。
でも、それもいいと思えるようになってきた。
「私は私のままでいい、自分が好き!」
にじいろ染めで、伝えられるのでは⁈
体感してもらえるのでは⁈と、ひらめいた。
その想いを、にじいろスタッフに共有すると賛同してくれて、すぐに実行に向けてサポートしてくれた。
同じ想いで、アート&メッセージ展もやろう!
と言ってくれた。
にじいろに子どもたちにも力を貸してほしいと伝えると、「いいね!」「やろう!」「自殺をなくしたいね!」と、言ってくれた。
心強いサポートのおかげで
あっという間にカタチになった。
当日、目標としていた通り
50名ほどの子どもたち、親御さんが参加してくれた。
出会ったすべての人たちと、そして、にじいろメンバーもみんな、この場でつながり合いたい。
そんな1日にしたいと想いを持ってスタート。
初め、表情のかたい子どもも親御さんもいたけれど、にじいろ染めを体験しているうちに
表情が緩んでいくのを感じた。
「楽しい!」「この色好き」「癒されますね…」
笑顔が、あちこちで広がっていく。
にじいろの子どもたちも、動いてくれた。
いろいろ気がついて動いてくれていたAちゃん。
もっと何かしたい!何をすれば?と
葛藤していたけれど
お客さんににじいろ染めを教えたい!
の想いをもって、自ら動き、1人のお客さんに寄り添って教えることができた!
Aちゃんの表情も明るくなった。
笑顔が広がって、つながって…。
そして、できた、にじいろの作品。
同じものは、一つもない。どれもオリジナル。
世界に一つ。
1人1人、1つひとつが輝いていた✨
誰もが、どれもが、素晴らしい🌈
出会えた皆さんが、にじいろの作品と一緒に
輝く命を大切にしてくれることを願って…。
かなえん
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